日本製ブランド･アーンジョーのシェニール織とは

1995年、アーンジョーは日本製シェニール織ブランドとして誕生いたしました。

日本製シェニール織の歴史は1877年頃、今から約150年前にさかのぼり、高級織物として認められてきました。

伝統と歴史を積み重ね現在に至るシェニール織。
日本製の「美しく」「高品質な」シェニール織をみなさまにご提供させていただくため、アーンジョーでは染めから織り、手作業で行う製品加工に至るまで、高野口の織物工場および国内の自社・提携工場で手がけております。

「日本製シェニール織」のリーディングカンパニーが弊社であり、ブランド名「アーンジョー」です。

アーンジョーのシェニール織とは

シェニール織の特長　美しい色彩と柄
二度織りで仕上げる技術が、プリントでは表現できない深みのある色彩と柄を生み出します。

シェニール織の特長　抜群の吸収力
厚みのある、ふんわりとした質感の生地は抜群の吸収性を備えています。

シェニール織の特長　唯一無二の上質で柔らかな肌触り
織りあがった生地を蒸し、洗い、乾燥させ毛羽立たせることで独自の柔らかい肌触りが生まれます。

シェニール織の特長　優れた耐久性
生地の毛先を丁寧にカットすることで、ほつれや生地痩せしにくい優れた耐久性を実現しています。

日本独自でさらに進化したシェニール織

18世紀末にイギリススコットランドで生まれた“シェニール織”。

繊細な技法で織り上げられる生地は、日本へは明治初期に伝わり、日本独自の織技法「からみ織」を取り入れた“再織”技法として進化。
絣織の職人・前田安助（まえだやすすけ）氏が技法を確立したと言われています。

この「再織」は高級織物として広く認められてきましたが、機械化が難しく日本では一度生産が途絶えてしまいました。

時を経て、明治初期から和歌山県にて研究され、今日の再織技法が確立。
昭和初期には、日本の高級織物として欧米に輸出されていました。

天皇陛下にも献上されるほどの上質で高級な織物として流通
日本製の「再織(シェニール織)」は一度手に取ると忘れられない使い心地の良さ、使い込むほどに馴染む肌触り、そして何度洗濯しても形を変えず使い続けられる耐久性が特徴です。

その確かな品質と美しさをいまの暮らしに－。

日本製シェニール織の魅力を多くの方に知って頂きたい、お伝えしたい。
そんな思いを胸に弊社は和歌山県高野口にて「日本製シェニール織」の伝統を守る「Enjeau(アーンジョー)」の製品を製造、お届けいたしております。

アーンジョー製品ができるまで

アーンジョーは、生地のデザインから織り・加工まですべて日本で行っております。※一部商品除く